この世でいちばん大事な「カネ」の話
なかなか予約でも順番がまわってこないのが図書館の難点だー と思っていましたが
100人待ちだったのに 数週間で本到着。
それだけ蔵書が各区にあるってことだな。
つまり、売れているってことだ。でもこれが売れるって、大きく時代がかわってきたなって感じがする。自分の子どもの時代、高度成長期のおわりくらいって こういう本、メジャーじゃなかった。
しかしこれはいい。
美大に行ってから自分で売り込みをかけまくってなんでもいいからやっていった彼女と、同じ美大にかよっていてもプライドが高くってそんなことはしないぜ、みたいな大多数との対比。
貧しさのループについて。鴨ちゃんの病との闘い、離婚、さよなら。家族でありつづけるためにお金は必要って話。
いっぱいいっぱい。こどもたちにむけて、自立した大人になった、昔のこどもだった西原理恵子が ’おーい!’と呼びかけて話かけてくれる。
加入している生協の本の紹介コーナーで知ったのだけど、これはおすすめです、もちろん大人にも。