右翼は言論の敵か
- 右翼は言論の敵か
- 右翼は言論の敵か (ちくま新書)/鈴木 邦男
- ¥798
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図書館で予約して、1か月かかりました。結構読んでいる人いるんだなあと。
タイトルがずばりで惹かれました。
読んでみたかったのは、
私はあの街宣車とか、軍歌とか、天皇に忠誠とか、なんだかどうしても抵抗を感じるのだけれどもどうしてかなと
思っていました。生理的に、昔からそうでした。
それでちょっとこのテーマで読んでみたかったのです。
いったいどういう人たちなのかなーと。
本書は鈴木邦男氏がどのようにして思想を形成していったのか、学生時代からの変遷と、その間に出会った右、左の思想家たちについて書かれています。
知らないことが続出しました。
そして抵抗感を感じる理由も事柄もいくつもありました。
個人的に絶対賛成できないことも強く感じました。
今回読んでみて、政治に関してはともかく 生きる姿勢、いきざま、そういうところには納得がいく部分も多くありました。
言うべきことを理性的に語る右派の人の著書を読み、主張を知ることができて、入口としてはとてもよかったと思います。
’愛国者の座標軸’のほうが読みやすいです。
★マーク評価は自分の印象としてどうだったか、残ったか?という評価なので、★★★です。★★★★でもいいかも。