自分が経験しないこと
助産師をしている友達から、時間があるなら来て〜、ということで、病院でアメリカ人の妊婦さんの通訳にうかがいました。
妊婦さん自身は ’えー 平気なんだけど私ー’
って言ってましたが、クリニック側が日本語が流ちょうでない方は初めて、ということで心配されてのことでした。
もう、きゃーどうしよう、オタオタ、って感じでいらっしゃったようです。
ちょっとした事以外は なにごともなく、とっても順調。 4Dではふっくらとした顔の男の子の姿が見えました。
病院の案内や、感染のこと、保険制度のことなど2時間ちょっとお話して、お別れ。
助産師さんたちにえらく感謝されて病院を後にし、My友人助産師と一緒にランチ。
彼女はフィリピンで助産師経験があって、私はアメリカの学校に行っていたのですが、
海外に住んでいると、通じない、訳がわからない、ということにとにかく慣れちゃうよね、
たぶんあのアメリカ人の妊婦さんも慣れちゃっているんだよねーそういう状況に。
でも、その感覚は経験していない人(クリニックのスタッフ)に説明するのは難しいよね。
だからスタッフとしては心配しちゃうよね。
という話をしてました。
なかなか経験していないと説明するのが難しいことって多くありますね。
というか。
自分がその立場にならないときっと理解なんてできないんだろうと思います。
先日も 4年ぶりに会った友達が、会っていない間にうつ病に罹患して、治癒した話を聴かせてくれましたが、
私に説明するのに 何度も ’これはちょっとなんともいえない気分’とか ’うーん、説明できないんだけど’
と何回も言ってました。
そして ’やっぱりなってみないとわからないよ’
とも言っていたのが 素直にその通りなんだろうなと思いました。
人の話を聞く時、素直に、何も知らないことを教わる気持ちで聴いてみたら、なんだかちょっと違うかも、と思ってみたりしました。
あら、なんだか最初の話と違う話でおわってしまいましたが・・・。
その人の立場に立たないとわからないことがほとんどなのである、という事が言いたかったのです^^