ぼくんち/西原理恵子
お子様むけではありません。
西原理恵子さんの’毎日かあさん’、のアニメ、子どもが大好きでよく見てます。
私も見てます。
あれはまだまだ見れますが、
”ぼくんち”は、強烈にせつない。
かわいらしい絵なのに、痛い世界を描いていて、しかも子ども目線で、辛い気持になりました。
超貧乏な家庭のこどもたちが、辛くても、貧しくても、鼻水たらしても、売春しても、シンナー漬けになっても、笑って家族をかばったりする。
せつない。
でもせつないなんて言ってるだけじゃ飯は食えんのよーと言われそうだ。
本棚の奥底にしまっておきたい気持ちになるけど、この本の存在を忘れたくなるような感じだけど、なんだか大事なメッセージをたたえていて、忘れられない、そんな感じです。