「超」整理法〈3〉 /野口 悠紀雄
捨てる、ことに主眼を置いた整理法について語られています。おもに情報について(紙ベース、電子ベース問わず)。
”とりあえずおいておく”場所(バッファー)を作る、というアイデアには大賛成です。
PCでは ’ゴミ箱’がこのバッファーの役目を果たしているわけですが(捨てたはずだけど一応もう一回出せる)
日常生活でも必要ということです。
私の家にはバッファーがないので、あっちこちいろんなところに紙が散乱しているのに違いありません!
ともかく 詳しく覚えていないのですが、人が一年で使う紙の量は245kg(トイレットペーパーなどもふくみますが)
だそうで、それが4人家族だと・・・きゃー! です。
そんな量の紙はどんどん捨てないとたまるに決まっています。 片付かないのも当たり前ですね。
著者の経験で、昔印刷コストが高かった時代は、 本当に大事な資料だけを厳選してコピーし、会議資料などにしていたそうです。そしてもちろんそれを保存するわけです。
今は印刷コストが低くなったので、みんな情報もえりすぐらず印刷する→紙が増える!
なるほどー。
ただ、この方の著書は オフィスワーカーや普通の家庭の人にはあまりそのままあてはまらず 自分で研究室をもっているような大学の先生など向けではないかと思います。
普通の人には こちらのほうがいい感じではないかしら。