21世紀の歴史――未来の人類から見た世界/ジャック・アタリ
オカルトっぽいタイトルですが、違います。
フランスの経済学者で思想家であり、欧州復興銀行の総裁を務めたこともある、ミッテラン大統領の側近・・・というジャック・アタリ氏の作です。
フランスの国家政策にもかなり関与されているとか。
21世紀、25年後、世界はどのようになっているだろうか?
主に経済学の観点から、人の流れ、世の中のメインストリームについて、予測をしています。もちろん国別にもなっており、日本も出てきます。
今取るべき政策についても述べられていて、とても興味深いです。
アメリカの凋落、ブラジルの隆盛、ノマド的なライフスタイルを送る人の増加・・・は当然ですが、気になるアジア地域では 韓国のダイナミズムと可能性について述べられていて、なるほど、と思いました。
しかし英語は必須ですね。もう読み書きそろばんと同じなんだろうなあ。未来は。