タイガー・マザー/エイミー・チュア
ちょっと前にTIME紙のトップを飾って以来、読みたいなと思っていました。
移民二世代目の母(イエール法学部教授)が、第三世代の娘たちをアメリカにおいて、アジア型で(つまり超スパルタ)で育てた奮戦記です。もう、まさにスパルタ!朝から晩まで練習勉強!
子どもの自主性を認め、のびのび育てる欧米型と、親が管理し訓練し最大限に才能を伸ばす方法を教えるアジア型。
極端であることは著者も認め、次女を育てるに当たっては大変苦労したことも(反抗に対し)正直に書かれています。
私も、一部大変賛成できる部分(努力しなければ得られるものは少ないのは当然など)があり、いくつか心に決めて育てていることがあります。
それがなくなっては 航行計画もなく海にいるようなもの。
この本で共感できるところの一つは、子どもに対する厳しさ。マナーの面ですが。
最近本当に多い、保育園でも ”それ、大人に対する言葉遣い? ●●ちゃんのママは、あんたの友達なの?” ”お友達にそういう言い方していいの!?” という子が・・・。 そして親はそれを注意しない!!!
私はバリバリ叱ります。 ”お母さんはあなたの友達!? あなたは先生にそんな言葉遣いしているの!? 先生や親にそういう言い方は許さない” と。
でも、こういう親、少ないな〜と お母さん方と遊びながら思います。
うちのちびっ子は ”理不尽” と思っていそうですが、しーらないっと。
ついでに詰め込み教育も,ある程度は賛成。
私は長女で、この著者も長女。
次女の育て方については 大変苦労しているし、理解できない部分が多い・・・というところが とても参考になりました。 反抗期の子を持つ親にもおすすめ。
私はこの本好きですね。