クリスマスの全て。
ある小冊子に、フィリッピン出身の神父さんが寄稿されていた文がありました。
フィリピンではクリスマスシーズンになると グループでクリスマスキャロルをうたって、家庭訪問をするそうです。
だいたいはグループが来ることが分かっているので、お金やお菓子の寄付などをしてくれ、
いつの日か キャロリングがグループの活動資金集めの場、という雰囲気もままあったとのこと。
ある年、家庭訪問をやめ、たぶんきっと誰もキャロルを歌いにはいかないであろう 公立の病院の外で歌った事があって、寄付やお菓子やディナーはなかったけれど、とても満ち足りた気持ちだったし、喜んでもらえた、そんな話でした。
神父さんの文章がつづきます。
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’・・・私はこのことがクリスマスの全てではないかと思います。
関心や同情を示すこと。
人々を助け、励ますこと。
苦しい時、痛い時、一緒にいてあげること。
喜びや悲しみを分かち合うこと。
注意深く話を聞いてあげること。
痛みや不幸を軽減するため、あらゆるすべをこうじること。
孤独ではないと感じさせること。
価値があり、気にかけられていると感じさせること。
傷、恨み、憎しみから逃れるのを助けること。
解放され、許しと憐みの恵みを感じさせること、
等々です’
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毎日、こうやって生きたいなと思いました。
この部分だけ破って、冷蔵庫にはりました。