マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと/マーク・J. ペン
なんとなく手に取った本。
現代の世の中(アメリカ)の社会の流れを将来大きく変えそうな可能性のある、たった1パーセントの人々の様々な選択について書かれています。
たとえば、
・学校に行かないこどもたち
・かつて男性がついていた職についている女性
・睡眠時間が短い人々
・超・長距離通勤をする人々
・不動産を買う未婚女性
・あえてデジタル製品を避ける人々
・・・などなど。このような人々は統計上どんな人たちなのか、何を志向するのか等数字を出して描きます。
この人々の流れが 今はたった1パーセントのだとしても 将来もっと大きなパーセンテージとなる可能性もあり、また、新たなビジネスのターゲットにもなる(たとえば超長距離通勤に対するビジネス⇒ipod, audiobook等々)可能性がある、という話です。
かなり分厚いですが、サクサク読めるのは、ひとつのトレンドに対し、10ページ以内くらいだからかもしれません。
ただ、英語のように横書きなのが違和感があること、あと三浦展氏の監修で、日本の場合についてのコメントが多く掲載されていましたが、なんだかそれが不要なような気がしました。