本は、買わない。

図書館の本を取り寄せて読みまくりの巻

日本は破産しない!〜騙されるな!「国債暴落で国家破産!」はトンデモ話だ!/上念 司

日本は破産しない!〜騙されるな!「国債暴落で国家破産!」はトンデモ話だ!/上念 司

”日本国債暴落” ”国家破産” “日本は滅亡するんじゃないか”


という破綻・閉塞感系の話が蔓延していますが、最近


”この論理の裏側にあるもの、きな臭い・・・。”

と思うことが多くなりました。

なんていいますか、”都合の悪い事を隠すために、どーんと花火をぶちあげているだけなんじゃないの?”


 ”この状況の原因から目をそらさせるためなんじゃないの?”


と思うのです。


だって 国家は滅亡できないわけだから(自殺はできないわけだから)、存続していくしかないわけで、破綻しえない。

実際 韓国だって、ギリシャだって、アルゼンチンだって、 破綻したって 誰も死んだりしてません・・・。

なのにこのばんばん花火を打ち上げつづけるのはなぜだ???


それは ”花火を打ち続け、人々の目を本当の問題から引き離すため”


じゃないかと。 そらしたい事柄とは・・・誰かにとって美味しい事実だったりするので、注目してもらっては困る事だったりするのでしょう。

そう思うようになった最近の読書の一冊目です。


どのように政府の公開しているバランスシートがいびつに操作されているのか、またなぜか。

簡単に理解できるように書かれています。

ここに書いてあることぐらい、皆が読んで理解すれば、この “破たん花火”を打ち上げる理由に目が行くようになり、そうなったら・・・社会が変わりますね。


私は数字には大変弱く、いちいちコケながらも読みましたが、ちょっと苦労してでも読まなければと思わされました。社会人として。一国民として。

結局、今の状況も、自分たちが考えないから、知ろうとしないから、という部分もあります。

毎日の生活のおかげで、忙しいわけですが、そこのところは、自己責任です。


とてもわかりやすく、小さな会社を例にとって、忍耐強く説明してくれます。

ちなみに、著者はかの勝間和代さんの会社のパートナーだそうです。