本は、買わない。

図書館の本を取り寄せて読みまくりの巻

軸足は複数持つ

私は英語を子どもに話せるようにという教育は得にしていません。

わたしがバリバリネイティブに近いとか、もうひとり家族に英語を話す人がいると言うなら別ですが、費用対効果が悪い気がして、やる気になりません。

母国語以外にもう一つの言葉を持つメリットというのは、単にコミュニケーションのツールとしてだけに価値があるのではなく、軸になる文化・価値観を二つ持つということのほうが重要なのではないか、と思います。

アメリカに留学した時、 英語を使うことによって、日本では難しい感情表現がいとも簡単にできるようになった、その時の感動と解放感は今でもありありと残っており、今でも強く影響を受けていると思います。


先立っての同窓会で、私がこれから数年間学校に行くんだよ、と言ったら、みんな ”えええ!!良く頑張るねー”

とビックリされました。

・・・ビックリされる事に私がビックリしました。


自分にとってはものすごく普通の選択なのですが(そりゃもっと早く行ければよかったけど)、

それは、


・留学生の頃、同級生は年上がいっぱいいた。

・今までと全く違うキャリアを始めるために学校に戻る人もわんさかいた


ので ”いまさら学生” も、普通に自分の選択肢に組み込まれていた、のかもしれません。

ひとつの軸だけで考えて 行き詰ったら、もうひとつ別の立ち位置で見る。


そんなことがもっとたやすくできるといいなあと思いますし、もうひとつの大きな軸を子どもにも持ってほしいと思います。