本は、買わない。

図書館の本を取り寄せて読みまくりの巻

ワールド・カルチャーガイド/著者不明

ニュージーランド―キウイたちの自然派ライフ (ワールド・カルチャーガイド)/著者不明

どこかへ行く前、またはどこかに行きたい時は、その国のバックグラウンドを事前に知るために、いろいろ本を読むことが多いです。


その国のなりたち、歴史、習慣、制度、今流行していること、社会問題などなど・・・。

問題意識を持って行く方が断然楽しいので!


そして、特に行きたい場所が思いつかない時も読みます。

おっ、と引っかかる場所がでてくるはず。



これは”○球の歩き方”、みたいな体裁ですが、中身は違います。


観光ガイドは最低限で、後はその国の成り立ちから社会問題、学校制度から住宅にかかるコスト、恋愛事情、税金のこと・・・

などなど、その国についてざざっと説明してくれます。


これ一冊読んで、もっとディープなものを数冊がいいかなーと。とにかく ”○球の歩き方”よりずっといいです。

違う種類といえばいいかな。


問題は…古い!


図書館においてあるものは古いー。新しいシリーズ(でているのか?)買ってほしいです。


後もう一冊これも読みました。


トルコで私も考えた 1 (ヤングユーコミックスワイド版)/高橋 由佳利

マンガでその国を知るのもたのしーい。 素晴らしい入口だと思います。

ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)/上杉 隆

ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)/上杉 隆

日本のジャーナリズムはジャーナリズムではない。と鋭く切り込んできた著者。

鋭く切り込む・・・というより、著者は世界常識で当然のことを発言しているだけなのでしょうが、同業者からはものすごいバッシングを浴びているようです。

”当然のことを言ってそれで働けなくなるんだったら別の仕事するからいいもんね”

という著者の、そのスタンスからくる強さは、波紋を呼ぶのは当然でしょうねえ。

(著者のスタンスのなりたちについてはこちら↓もおすすめ)

「結果を求めない生き方」上杉流脱力仕事術/上杉隆

以前、役所に 外資系でバリバリやってきた人が入り込んで苦闘するドキュメントをやっていましたがそんな感じ?

この本を読んで思ったのは、新聞やテレビが、政局とかそういうものに始終するのは、ジャーナリストとしての

魂の持ちようが一番なのでしょうが、勉強不足なのかなーと思いました。

政策について攻め込む記事が書けないから、くだらない事しか報道できないんじゃないかなあ・・・。

著者の上杉隆さん、ものすごい悪口も言われていますが、私は彼の言う ジャーナリストとしての行動の規範がまともだなーと思います。

世界の常識と日本のジャーナリズム(といっていいのかな)のかい離は、日本人と世界の常識のかい離の原因にもなっている気がします。

風穴が広がって、開くと、この国ももっと息がしやすくなる気がします。


キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)/佐々木 俊尚

キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)/佐々木 俊尚


キュレーターというのは 展示会や展覧会をその専門性を生かして、企画実行する人たちの事を指しますね。日本だとなかなか聞きなれない感じです。


キュレーターという核になる人が、そのコンテンツに ”タグ付け” ”意味づけ”をすることで、なんでもない一人の老人の描いた絵が前衛的なアートとして世に出てくる。


または、売り手側が、そのコンテンツを表すキーワードを読み取って、

そのキーワードに親和性を持つ人たちに向けてのみ、キュレーターが情報を発信。


そうすることで少数の、しかし熱烈なユーザーの支持を集めることができる。


そんなような時代になった・・・という話です。


なんだか横文字がいっぱい出てきて読みにくい部分はあります。そしても少し早く読んでおけばタイムリーだったかなーと思いました。


でも一読する価値アリだと思います。



Spirit/Jewel

Spirit/Jewel

自分の ”がんばれソング” 持っていますか?

わたしの頑張れあたし、の歌のひとつがこれです。 


自分を上げたり、あと ”うーん、なんか違う!”ともやもやしたりする時、車の中で聞きながら歌っちゃう歌。


なんだかもやっとした時、自分の力を感じたい時に 聞いて歌う中で 回数多く登場するのがこれ。

古い歌です。もう15年くらい前かな?

聞いて、歌うと 自分の力、女性の力、うーんと感じられます!


最近もバケラッタ・オン・ステージ・イン・ザ・カー。

Life Uncommon / Jewel

‐‐‐‐‐‐‐‐‐


Don't worry mother, it'll be all right
お母さん 心配しないで、大丈夫だから

And don't worry sister, say your prayers and sleep tight
妹、あなたも心配しないで、お祈りして ゆっくりお休み 

It'll be fine lover of mine、It'll be just fine
きっと良くなるわ、大丈夫だから きっと大丈夫だから

Lend your voices only to sounds of freedom
あなたの声を、ただ自由のためだけに発して

No longer lend your strength to that which you wish to be free from
もう二度と あなたが自由になりたいと 心の底から望んできたもののために あなたの力を貸したりしないで

Fill your lives with love and bravery And you shall lead a life uncommon
あなたの命を ただ愛と勇気で満たして そうすれば、あなたは想像もできないような人生を創って行ける


I've heard your anguish, I've heard your hearts cry out
私はあなたの苦しみを知っている あなたの心が泣き叫ぶをを聞いてきた
We are tired, we are weary, but we aren't worn out
私たち疲れているし、ぐったりしている でもすり減ったりはしていない
Set down your chains, until only faith remains Set down your Set down your
あなたの鎖をはずして 下に置いて ただ信じる心だけが残るまで、


Lend your voices only to sounds of freedom
あなたの声を、ただ自由を歌うためにだけ 使って

No longer lend your strength to that which you wish to be free from
もう二度と あなたが自由になりたいと切望してきたもののために あなたの力を貸したりしないで

Fill your lives with love and bravery And you shall lead a life uncommon
あなたの命を ただ愛と勇気で満たすの そうすれば、あなたは想像もできないような人生を創って行ける


おへその旅 (暮らしのおへそ特別編)/著者不明

おへその旅 (私のカントリー別冊 暮らしのおへそ特別編)/著者不明


くらしのおへそ、という雑誌を図書館で借りていて、その特別編です。

この雑誌、結構好きなのですが、回数をかさねるごとに 内容がマンネリだ・・・と思うようになりました。


いつも おしゃれな料理研究家、作家、イラストレーター、スタイリストさんが出てきて(だいたい出てくる人も同じ)、その 手の込んだナチュラルにおしゃれな生活を披露してくれます・・・。 


おお、いいなあ!と思うけど、実際にはできない私。

この特別編は、東京在住のスタイリスト、料理家、作家さんなどが、テーマごとに各地を旅するというもの。


”洞爺湖畔にパンを買いに行く” ”奈良の大仏に会いに行く” ”雲取山へのぼる“ ”韓国へ陶器をさがしに”


など。


出てくる人がこういう系統の雑誌で毎回見る人たちだからか?


自分が行ったことがあるところばかりだからか・・・?


それともこの雑誌に飽きたのか(多分これかも)? 

わかりませんが、なんだかもやもやーっという気持ちで雑誌をめくっておりました。

不動産絶望未来 ―これからの住宅購入は「時間地価」で探せ!/山下 努

不動産絶望未来 ―これからの住宅購入は「時間地価」で探せ!/山下 努

センセーショナルなタイトルですが、内容はいたって普通というか、そりゃそうだ!な内容です。


持ち家がほしいなー 大家さんでひともうけー なんてことが頭をよぎる方は一度は読むのをおすすめします。


賃貸でいいわ、だって割に合わないもん、持家、と考える人、これからの世の中、何でもレンタル&シェアにむかうでしょ、と考える人は そもそもこういう理由で持たない選択をしている・・・のだろうかと思います。


うちは今のところ賃貸派。


移動できる自由を持っていたい、コストをかけたくない、収入の10倍くらいが相場といわれる家購入費用が高すぎると考えている、そこまで魅力的な土地や物件、出会っていない・・・と、まあいろいろです。


今の賃貸物件が間に合っているというところも大きいでしょう。


あまり考えずにマイホーム♪と言う気分で買う前に読むといいと思うけど、私を含め、人は普通 自分の願望に反した書籍とかを呼んだりすることはあまりないと思うので、これを読もう、と思う購入派の人は慎重派だと思います。


それくらい慎重になるべきだとおもいますが。


面白いとおもいました。

タイガー・マザー/エイミー・チュア

タイガー・マザー/エイミー・チュア

ちょっと前にTIME紙のトップを飾って以来、読みたいなと思っていました。


移民二世代目の母(イエール法学部教授)が、第三世代の娘たちをアメリカにおいて、アジア型で(つまり超スパルタ)で育てた奮戦記です。もう、まさにスパルタ!朝から晩まで練習勉強!



子どもの自主性を認め、のびのび育てる欧米型と、親が管理し訓練し最大限に才能を伸ばす方法を教えるアジア型。



極端であることは著者も認め、次女を育てるに当たっては大変苦労したことも(反抗に対し)正直に書かれています。



私も、一部大変賛成できる部分(努力しなければ得られるものは少ないのは当然など)があり、いくつか心に決めて育てていることがあります。



それがなくなっては 航行計画もなく海にいるようなもの。



この本で共感できるところの一つは、子どもに対する厳しさ。マナーの面ですが。



最近本当に多い、保育園でも ”それ、大人に対する言葉遣い? ●●ちゃんのママは、あんたの友達なの?” ”お友達にそういう言い方していいの!?” という子が・・・。 そして親はそれを注意しない!!!



私はバリバリ叱ります。 ”お母さんはあなたの友達!? あなたは先生にそんな言葉遣いしているの!? 先生や親にそういう言い方は許さない” と。


でも、こういう親、少ないな〜と お母さん方と遊びながら思います。


うちのちびっ子は ”理不尽” と思っていそうですが、しーらないっと。



ついでに詰め込み教育も,ある程度は賛成。



私は長女で、この著者も長女。



次女の育て方については 大変苦労しているし、理解できない部分が多い・・・というところが とても参考になりました。 反抗期の子を持つ親にもおすすめ。


私はこの本好きですね。