「結果を求めない生き方」上杉流脱力仕事術/上杉隆
サクッと読めます。
上杉隆さんは、たまーに朝テレビに出ているのを拝見しましたが、あとはyoutubeで対談を見たり(作業しながらだから、聞いたり、ですね)していました。
政治家の秘書をした後に記者に転向した変わりダネですが、政治の世界の内側にいないと いくら取材といってもなかなか歯がゆいところがあるんじゃないかなーと、読み手からは思う訳です。
あっちの世界のルールで生きたことがなくて、ほんとに語れるの?と。
”ジャーナリストじゃなくても 日本では幸いいろんな仕事で生きていける。皿洗いとか。そこで楽しみを見つけることができるし、だから 仕事が干されたらどうしようとか考えずに発言することができる”
というような意味で、”結果を求めない生き方”、です。
半生記みたいな感じですが、自力で稼いで(生活費も)高校大学に通った、というあたりの経験が、彼の ”ぶれなさ” を創っている元なんだなと思います。
政治家秘書の仕事についても結構書かれていて、これを知るとニュース読むのも興味がわくかもしれません。
おもしろかった!
理論派スタイリストが伝授 おしゃれの手抜き/大草 直子
これ、けっこう使えるなと思いました!
きれいめの3−40代の人のファッション‐‐‐に関してですが。
全部文字ばっかりで、ここに書いてあることを 自分の頭の中で理解して スタイリングしていくというのは
そう簡単ではないですが。
なんとなく ”あ、これならいける” など 自分の中で積み重ねてきた経験則が少ないので、こういう本を読むと
頭からではあるけれど、ポイントを教えてもらえます。
もちろん、実際着て、鏡の前でそのポイントをチェックしないと 自分のモノにはならないのは間違いないですね。
スタイリング物の中では 私にとっては実際的だなと思いました。
おとな養成所/槇村 さとる
Lucie Rie/ トニー・バークス
Lucie Rieという作家さんは、日本でもとても人気があるようですね。
私はアメリカの大学の図書館で、資料探しをしている最中に出会いました。
Lucie Rieのこの本を見つけた時のことを今でも覚えています。
それ以来、大好きな作家です。
磁器の作家で、もうお亡くなりになられています。作家が 色や厚み、形など、自分自身の最適解を追及していくプロセスの結果の、作品。
見ていて思い浮かぶのは ”バランス” です。 ”美のバランス” の追及だなー・・・と。 それがすごく伝わる気がするところが、好きです。
こちらの本の方が手に入りやすく、薄めで、ダイジェストのように読めます。
自由報道協会 ”The News";
わが家は新聞を取っていません。
実家では一人一紙(母:全国紙、父:地方紙 私:英字紙)で、読み終わったら取り合うくらいでしたが、日経をとるかとらないか考えた上、やめました。
理由は 時間がとられる、会話がなくなる(ただでさえ一緒にいる時間が少ないのにお互い読み耽るから)。
もうひとつは 新聞記事になったころにはもう遅い&つまらない&本当の事を書いているのか不明
だなーと思うから。
現在の情報源は
ネット新聞各紙、The Economist(タイムとかニューズウィークみたいな冊子でもっと堅い感じのもの)、夜のWBSなどなど。
ネットの新聞もつまらん!!と思っていたところ、自由報道協会 ”The News" を発見、付け加える事にしました。江川詔子、上杉隆氏など、フリーランスの記者たちの署名記事が読めます。
私、案外素直に ”大本営発表” を信じるタイプ?だと思うのですが、こっちも読んで、自分で判断する材料を増やそうと思いました。
もうすぐ終戦記念日。 子どもたちも 大人たちも、新聞記事を信じ込み、政府を信じた。
例えば、放射能汚染。
20年後に ”やっぱり政府の発表はウソだった” と歯ぎしりしても、遅いですよね〜
子ども手当と女性の心理
子ども手当ってそんなに目の敵にする話ではない(むしろ高所得高齢者の年金を減らせば?と思う私)と思うのですが、いかがなものでしょう。
全ての子どもは国の宝であり、大事な未来であるからして、子ども手当を創ろう!そういう話だったと思うのは私だけ???
政府が世の中の母親たちに送ったメッセージは、
”子どもを育てることはこの国ではそんなに大事なことじゃない”
ということだと思います。私はそうとらえました。
子どもが大事だよ、そういうメッセージをこうやって送られたのは 戦時中の産めよ増やせよの後初めてくらいじゃないの? そういう意味で画期的だとおもったんですけどー。 内容はバラマキかもしれないけど。
こんなメッセージ世に送って、少子化対策、どうやって遂行するつもりなのかしら(多分どっちでもいいんでしょうが)。
カエサル様のスケールが大きすぎて、ようやく10巻へ。
希望をはこぶ人/アンディ・アンドルーズ
いい本です。
本田健氏の ”ユダヤ人大富豪・・・・”
のように、実在するような、しないような そんな賢人が、人生のどん底にいる”彼”や、その周囲の人々に運んできた希望とは。
”ものの見方を知らないだけだよ”
と何度も老人は言います。
彼の語る言葉は大変シンプルで、短いですが、私たちの知りたかった真実を突いていると思います。