本は、買わない。

図書館の本を取り寄せて読みまくりの巻

鈴木宗男議員の実刑確定と”国家の罠”

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて/佐藤 優
鈴木宗男議員の実刑確定について、ニュースを見ていました。
町の人の声、として 地元の人がインタビューに答えていましたが
”この人悪いことしたんでしょ。あたりまえですよ”
と断言する(断罪か)おばちゃんや ”いやあ、残念ですがしかたない”というおじさんが登場していました。
私もこの本を読んでいなかったら ”へー すずきむねおってやっぱ悪いことしたんだー” くらいでスル-していたのだと思います。

2005年刊行、国策捜査という言葉が定着しました。 

佐藤優氏は元外務省職員で、鈴木宗男氏に重用され、いわゆる鈴木宗男疑惑にからんで逮捕、起訴されました。

その拘留・取り調べの経緯を書いたものがこの本です。

そしてコレを読みました。
反省 私たちはなぜ失敗したのか?/鈴木 宗男/佐藤 優

これは…”国家の罠”に登場する人々に関する、実名、顔写真入りの大暴露本なので、書かれた方はもう・・・憤死ですね。

とにかく。


鈴木宗男議員は無罪だとしたら、彼の2年の歳月を奪うことになります。私は結構鈴木ムネオ日記を読んでいました。

とにかく著者、佐藤優のすごい筆力を堪能できます。読み物としてとにかく面白い(というべきではないのかもしれませんが)です。