どっちがおっかない!?中国とアメリカ/田母神 俊雄
ボスにお借りしました。
前航空幕僚長の田母神俊雄氏と、ニューズレターチャイナ編集長の青木直人氏が交互に語る 日本をとりまく、または内部の現状と、そのあるべき姿を語っています。
田母神氏は2008年に”日本は侵略国家であったのか”という論文発表で話題になりました。
内容は、そうだよなあと言う部分もあり、もちろんそれは極論だろー、と思われる事、両方ありますが、青木氏の中国という国に対する見方などは 面白く読みました。
”単純な反戦論や厭戦論ではなく、リアルな独立安全保障論をやらなければいけない” ”今のままでは怖い”
という気持ちは なんとなくみんなわかっているのではないでしょうか。
先日読んだ”国家は僕らを守らない-愛と自由の憲法論” の著者は憲法学者で、どちらかというと左・・・と言われる方だと思うのですが、
言っていることはまさに同じだなーと思いました。
”個人として、国として自立しないでどうする!”
交通やインターネットの発達で 国と国との距離が物理的にも、精神的にも近くなってきました。
今までは海に囲まれた島国としての恩恵を主に受けていましたが、逆に ”弧島”としての弱い部分を突かれる可能性も今後は出てくるでしょう。
この先もいろいろな本を読んで見たいと思いました。