- ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上) (新潮文庫)/塩野 七生
のんびり読み進めてきたローマ人の物語、全40巻(たしか)のうちの8巻目。 ようやくカエサルが登場しました。
いかに女にもてたか、どのように、またしなやかに敵をかわすやりかたについて、今までの登場人物とは違い、著者の思い入れの強さ、ちょっと悪口を言いつつも カエサルを絶賛しています。
ローマの風習や、衣装の着方、一般的な家の間取りなど、子女の教育方法など、詳しく紹介されて、結構面白いです。
おいしいとこだけ読みたい人は、この巻からカエサルの部分だけ読むのもありかも。
カエサルだけでも6巻以上あるので、楽しめそうです。